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1月24日到着分までの「HR/HM系」応募作品を御紹介

音楽雑誌Playerが誌面とWEBサイト「Plyer On-Line」連動により展開していく“新感覚のアマバンぷちコンテスト”が「Move On 09」。「Rock・Pops系」「Hard Rock・Heavy Metal系」「Acoustic系」「Instrumental系」の4つのカテゴリーによる1ヶ月サイクルのコンテスト内容になっており、2010年3月度分までの応募作品の中から選出した最優秀楽曲を応募してくれたミュージシャンにはインタビュー取材を申し込む予定も有! バンド/ソロ/弾き語りなど音楽性やスタイルに関しては不問。プロ/アマも問いません。自信のレパートリーをぜひぜひ応募してください。応募作品に関してはPlayerスタッフがすべて聴かせていただきます。
そして「Move On 09」ブログではみなさんからの応募作品のURLをアップするなど応募状況をご報告していきます。なお「Move On 09」の具体的な内容に関しては「MOVE ONとは?」、また応募要項に関しては「応募について」をご覧ください。応募にあたってはPlayer On-Line「バンドメンバー募集」への会員登録が必要となります。 会員登録やご利用は無料です。

今週のMoveOnブログは1月24日(日)到着分までの「HR/HM系」応募作品を御紹介します。
Lacroix Despheres「Scivias」
http://www.lacroix-d.com/mp3/Scivias.mp3

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あえて比肩する、彷彿とさせるアーティストの名を挙げるとするならばJAシーザーであろうか? 音というよりも姿勢、音楽を舞台表現での一要素として捉えている辺りが兎角シーザーを想起させてならない。今回見事Monthly Champを勝ち取ったラクロワデスフェール(以下、ラクロワ)は作詞作曲を手がけ、レコーディングではタクトも振るう翔(vo)、ソプラノの紗夜(vo)、そしてラクロワフィルハーモニックと称された博明(g)とPEGEOT(g)のツインギターに加え、ヴァイオリンの聡美とフルートのMAINE、オーボエの智美からなる7人編成のロックオペラバンド…と既成事実で括れば“風変わりなバンド”なんて言葉で片付くが一度その曲を聴けばそうはいかない。“失われた旋律”を巡る物語のあくまで一節(ラクロワは1曲、1枚で作品を完結させるのでなく、あくまで舞台の上で完結する創作活動を念頭に置いている)である今回のエントリー曲「Scivais」は多くのメタルを形容する際に用いられるシンフォンック、アンセミックといったものではない。最早、交響曲であり聖歌そのものの崇高さと神秘に溢れている。冒頭の鐘の音から響く混声合唱、そんな天にも昇る静謐を打ち破るのはシンバルの4カウント、高速で刻むツイン・ギターとバスドラに重なるのはヴァイオリンと木管楽器。この時点で凄すぎて笑ってしまうが幕は開けたばかり。次いで勇ましくも憂いある翔の歌声とそれに語り合うように紗夜のソプラノボイスが絡み合う。その語らいは余りに美しく心奪われ、新たに重なった鍵盤の音さえも一聴目は気付かないほどであった。間奏のフーガへの導入も恐ろしいほどに自然で以降の物語の展開に伴い激しさを増してゆくアンサンブルが堪らない。冒頭の合唱パートに戻り“これで終わりかな?”と思いきや再び4カウントで入るメタル色の強いギター・ソロは長尺ではないものの鼓膜から離れない輝き。全メンバーが“自分が主張すべき所”を充分に心得ており一般的な音楽変遷を辿ってきた人間には決して真似できない高みにある。まだまだ書きたいことは山々であるがとてもこの枠には収まりきらない。流石に本人達が「ラクロワの特徴をこれでもか、というほど盛り込んだ」と語るだけはある濃密な6分弱。ライブでは曲によって映像やダンサーも起用して展開するステージは是非とも目に焼き付けたい。3月6日のステージをもってフルートのMAINEはバンドを脱退してしまうとのことなので足を運んでみようかな? 上記のURLは音源に直でリンクしているがラクロワに関してはアートワークやジャケも含めた総合芸術なので下に公式サイトをURLをhttp://www.lacroix-d.com 05年に結成されたばかりのラクロワ、“失われた旋律”を巡る物語の完結も勿論、今後の発展が楽しみなバンドです。
ZERO GRAVITY「Mind Bluster」
http://www.myspace.com/zerogravityorijinal

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前回は3部構成からなる壮大な世界を見せてくれたゼロ・グラヴィティがメタルの要素を色濃く打ち出した「マインド・ブラスター」をエントリーしてくれた。7弦ギターと6弦ベースによる重厚なリフで滑り出し、終始一定のリズムで展開していくが時速120Ɠで疾走する重戦車の如き破壊力は彼らの楽曲の中でも随一。その即効性のみならず要所で細かなギミック、こだわりが散りばめられており、何度聴いても飽きさせない。寧ろメタルには珍しい“聴けば聴くほど”な名曲に仕上がっているのは流石としか…。Yusuke(vo)も相変わらず桁外れに広い声域で聴かせ、格別なハイ・トーンの伸びはメタルを歌う為に生まれた声と言った風格。また、 “要塞”と形容するのも誇張ではないTakao(ds)のセットから叩き出される脅威の手数とフィルの嵐、Tatsumi(g)の“速い”よりも“美しい”が先にくる流麗なギター・ソロも聴き所。前作同様にキメも随所に配されており、ライブのハイライトとなる楽曲であることは想像に難くない。
2ndAvenueCats「eclipse」
http://www.myspace.com/2ndAvenueCat

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前回はアコーステック部門でいなたくも洗練されたブルースを聴かせてくれた2ndAvenueCatsが今回はなんとHR/HM部門でのエントリー。日本語で“日蝕”を意味する「eclipce」と題された今曲は民族音楽の香りがする冒頭から、何語ともつかない村上マリア(vo)の幽玄な歌声が多重コーラスでたゆたい、“岡田実(g)の魅せ場は今回無しかな?” と、思いきや2分7秒〜の180度回転を見せる楽曲の人格変化が凄まじい。大蛇のように地を這うベースと折り重なる衝動的なようで緻密に練られたギター・ソロはHR/HM的要素に加えてプログレッシブな風合いも感じさせる。月が太陽を覆い隠す画を言葉でなく音像から聴き手へ問答無用にイメージさせるアーティストが果たしてどれだけの数いるだろうかと考えると、改めて桁外れの表現力と構成力を誇る2人に驚愕。
プロアマ問わず、ウェブ上に楽曲をアップしているミュージシャンをバックアップする、音楽雑誌Playerのぷちアマバンコンテスト「Move On」。引き続き楽曲応募のほうをお待ちしております。よろしくお願いいたします。
なおMove On 2009の応募受付は1月応募分までです。2月2日発売Player3月号までの応募分の中から年間チャンプ・バンド、アーティストを選出しますのでお楽しみに。
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